沖縄産「うるま」のデザイン変更に付いて。2005/6/20

沖縄県産煙草「うるま」は昭和47年の復帰以前から民間の琉球煙草が製造して本土向けにも移出された沖縄を代表するブランドとして知られていますが最近のデザイン変更は極めて唐突で違和感を禁じ得ません。

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戦後の米軍占領下で始まった沖縄の煙草製造販売は昭和47年の復帰に伴い沖縄県産煙草の製造は日本専売公社に移管され現在は日本たばこ産業に於いて製造販売されていますが復帰以前からの銘柄として現在も製造販売されているのは「ハイトーン」「バイオレット」と「うるま」の三点です。
中でも「うるま」は優れたデザインと沖縄を表す別称の銘柄名で沖縄産たばこの代表的な銘柄で知られ復帰前には本土向けにも移出されて来た長い歴史を持つ沖縄を代表するブランドです。
昔から「うるま」を愛用して来たユーザーにはデザインに付いても愛着が強く人前でも誇らしい物でしたが今回、唐突なデザイン変更が行われた事に対して極めて不愉快で違和感を禁じ得ません。
◆下の画像から各々のパッケージ全体のデザインが開きます。

さて問題のデザインですが左が以前からのオリジナルです。これはデザインとして極めて完成度が高くて誰が見ても好感度の高い優れたデザインであると私は思います。
次が今回変更されたデザインです。右側は私がオリジナルのデザインを生かして今回のデザイン変更が求められた要因となった健康被害に付いての警告表示面積の拡大に対応した場合に可能なデザインを試作した物です。オリジナルデザインを生かしても充分、対応可能な事が分かります。

何故に今回の唐突なデザイン変更が行われる必要が有ったのか理解に苦しむ処ですので日本たばこ産業に問い合わせたいと思いH.Pを検索して見ましたが直接メールで問い合わせる事が出来ない設定になっています。
http://www.jti.co.jp/JTI/toiawase/goiken.html
この様な設定は如何にも御役所的で民営化以後も相変わらずユーザーの意向を無視した官僚的対応にあきれてしまいます。予め設定された形のフォームに書き込む形式ではユーザーが意見を言いたくても制限されて不充分です。
特に今回の様にデザインに関わる場合には画像を使えないフォームの枠組みではユーザーとしての意思表示が不可能であり相手に当方の真意が伝わるとは思えません。更には今回の問題を広く世間に知って頂きたいと考えましたので、このページを作成してアップする事にしました。
さて問題の本質は永年に亘り沖縄産たばこ「うるま」として親しまれて来たデザインの何処に唐突な変更を強行する理由が存在するかです。商品のパッケージはユーザーに好まれてこそ愛用されるのです。
新製品の開発に際しても対象となるユーザーの嗜好を考慮して好感度の高いデザインを考えるのは商品開発の常識です。ましてや永年親しまれて来た既存商品のデザイン変更にはユーザーの意向に配慮して違和感の無い継続性が求められます。

更には今回の場合は沖縄の別称である「うるま」を表現するに相応しいデザインが求められています。オリジナルデザインでは沖縄の開放的で明るい洗練されたイメージが表現されていますが変更されたデザインが表現しているイメージからは都会的な最近はやりの「へたうま」と言うか駄洒落の様なふざけた感じに包まれています。このデザインからは都会から地方を見下した様な傲慢な印象が拭えません。
パッケージ全体のデザインからも不自然な違和感を禁じ得ません。

タツノオトシゴは沖縄の島に似ている事から使われていますが素朴な感じが好ましい。
ロゴに繰り返し使われているモチーフは珊瑚を表現している筈ですが何とも不細工です。

煙草は大人の嗜好品で有りロゴをひらがな表記する必然性が存在するのかも大いに疑問です。
こういう事も含めて今回のデザイン変更が何を目的としたのか極めて不自然で理解に苦しむ処ですので日本たばこ産業には明確な説明を求めたいと思います。以上は5月23日記す。

その後に日本たばこ産業のプレスリリースを確認しましたが説明内容に矛盾が有り肯定できませんので改めて検証しています。
ロングセラー商品には永年に亘り愛用している固定ファン(コアユーザー)が存在します。こういうユーザーの商品に対する評価はパッケージデザインを含む全体としての商品価値で有りデザインが古い等と言う声は私自身も含めてコアユーザーから出てくる筈は無いのです。類似品に目移りして愛用を止めるのは本来のコアユーザーとは言えません。従って永年に亘って愛用して来たコアユーザーにはデザイン自体にも強い愛着が有るのです。
例えば日本たばこ産業の両切りピースのデザインはコアユーザーの強い愛着で新しい商品展開に際しても当初からのデザインを維持しているのです。プレスリリースにデザイン変更の理由として挙げられている「お客様の声」とは一体何処から出てきたのか疑問です。
こういう事は往々にして商品デザイン担当者の勝手な思い込みでユーザーの知らない間にユーザーの好まない方向に商品の形態やデザイン、使い勝手等が変更される場合が多くて問題を生じ易いのです。実際に私自身が幾つかの問題に直面して改善を求めた事例も有ります。ユーザーの声を大事にする企業では必ず適切な対応で指摘された問題解決に取り組みます。

◆デザイン変更の理由として説明されている「お客様の声」とは正に、この様な悪しき事例に相違有りません。現実に永年に亘るコアユーザーで有る私が全く知らない間に日本たばこ産業の内部で勝手に「お客様の声」というデータが捏造されているのです。
更には現代沖縄に相応しい沖縄の人が「誇りにして自慢出来る」様なデザインを目指してと言う表現をしていますが現実に変更されたデザインの何処に「誇りにして自慢出来る」と評価される部分が有るのか疑問です。商品デザインという物は単に古いか新しいかでは無くブランドとして認識されている部分にこそ価値が存在するのです。
開封テープの色を赤から透明に変更して無意味な金色のラインを入れている部分は使い勝手を非常に悪くしています。これはデザインセンスとして最悪で有りデザイナーの力量にも疑問が残ります。
◆別の観点から言えば自然環境保護の重要性が指摘されている時に変更されたデザインに用いられている「タツノオトシゴ」にマスクを被せている事にも大いに違和感が有ります。自然の造形として見事な調和を保っているタツノオトシゴの存在を否定してデザイナーが好き勝手に形を変える事は自然保護の精神に反する行為だと思いますが如何でしょうか?。これはデザインセンスの問題に留まらず日本たばこ産業の自然環境保護に対するポリシーが問われているのです。ここまでは5月30日記す。

以上に付いての明確な説明を求めたいと思いますので宜しく御願い致します。同時に世間一般の方々はどの様にお考えなのかも知りたいと思いますので御意見をお寄せ頂きたいと考えています。宜しく御願い致します。
インターネットの掲示板は匿名を利用して罵詈雑言を吐く輩が跋扈する世界ですが論点を整理する為には有効な手段です。沖縄の某掲示板/うるまのデザイン左記は5月30日以降の内容を全文記載していますが個人情報に配慮して私以外の投稿者名は暗号化しています。
しかし、この毒々しく着色され異様に変形したタツノオトシゴは過剰な米軍基地を抱え込み沖縄振興策という名の公共工事で自然破壊が進む現在の沖縄を象徴している様な気がします。都会人から見れば好感の持てるデザインなのかと考える愕然とします。
沖縄で生まれ育ったオリジナルデザインが存在し続ける事こそが沖縄の誇りであり自慢出来る事ですが日本たばこ産業には理解出来ないのでしょうか?。(05.06.20)

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